もう、まずいのではないか・・・と、人知れず私はずっと考えている。人によっては「終わりの始まり」と言うが、私はもっと進んでいる「終わりの途中」ではないかと思う。途中、それは前半か後半かはまだわからない。何の終わりか、それは、地球の、世界の、…
この言葉に続けられる新年の挨拶を言えない年の始まりだ。1日の能登半島地震、2日の航空機衝突、昨年から続く自民党裏金事件、とてもおめでとうとは言えない。 石川県被災地では多くの方が亡くなり、道路は塞がれ避難もできない孤立状態の地区、家を失い劣悪…
音楽を教えながら子どもたちへのボランティア活動を地道に約30年続けているTさんからメールが届きました。 『コロナが落ち着いたからといって平和にはならず、争いが続いていて、人の進歩のなさに悲しい気持ちになります。音楽やスポーツは、どんな役に立つ…
この写真を見た時に〝昔の写真?〟みたいなちよっと異様な感じを持った。 今年の高校野球・甲子園の組み合わせ抽選会だ。(2023.8.14朝日新聞・臼井伸洋氏撮影) 同じスポーツでも野球ってどこか違う雰囲気がある。偏った見解かもしれないが野球について感じて…
久しぶりに大興奮してバスケの試合を見た。そう、ワールドカップの日本の試合だ。バスケはジャイアントキリング(番狂わせ)が起きないスポーツだと言われている。だが世界ランキング36位の日本が、24位フィンランド、17位ベネズエラ、64位カーボベルデに勝ち…
小学生の流行語2022年1位は「それってあなたの感想ですよね?」だったそうだ。(ベネッセ発表) あの、ひろゆき氏の言葉だ。小学生って敏感だな、今までと違う言い回しや、変だけど武器になりそうな言葉や、少しのことで相手を上回れそうな言葉を手にするのが…
小学校の道徳の教科書にある「星野君の二塁打」というお話(概要)を先ずご紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ランナー1塁の場面で星野君に打順が回ってきた。監督の指示はバントだ。しかし星野君は (きっと…
大谷翔平、子どもから高齢者まで誰もがというほどよく知っている、そして何をやっても高評価される、こんな人物はかなり珍しい。そういう私も、エンジェルスの試合の放映に合わせた暮らしになったり、投打の二刀流の日などはいつトイレに駆け込むか、そのタ…
これはコスパがいい!と思った。63円で100万円がもらえるというのだから。63円とはハガキ代だ。それだけの出費で、当選すれば100万円の大金がもらえるらしいのだ。面白半分、だが100万円につられて意欲は十分だ。ハガキの名文コンクールというのを見…
〝やりっぱなし施策〟こう呼びたくなるものが、日本の政治にはある。 始める時は声高アピール、うまくいけば自己顕示、うまくいかねば知らん顔、というパターンだ。そのうちの一つに、あの2000円札がある。一時はもてはやされたが今じゃ忘れられたかのよう、…
あの東京オリパラは、選手達の清々しい活躍とはうらはらに、残念ながらなんと“ダサい”祭典になってしまったのだろうか。 国立競技場建設問題、エンブレム問題、会長の女性蔑視発言、閉会式問題、「コンパクト五輪」「復興五輪」「アンダーコントロール」等の…
『競争闘争理論』というスポーツを解析するには珍しいイカツイ名前の本(ソルメディア発行)を読んだ。副題は、〝サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか〟である。 『競争闘争理論』とは、まるで60年代の大学紛争時の看板文字のような言葉だ。しかし、著者…
コロナの扱いが変わり、安心していいような、まだまだ注意をした方がいいような、そんな暮らしの日々になりました。感染者数も現在はどのくらい正確なのか、前の日常に近づきつつも高齢者のリスクは変わらないとか、あの時の医療現場の叫びを忘れて前に進ん…
文芸春秋社のこの本の題名はこのようにギラギラと迫力があるのだが、読めばゆったりとした気分になり、自分も何かしたくなる本だ。 〝マスターズ・オブ・ライフ〟が副題で、中高年のスポーツ競技大会参加者を取材し、〝スポーツ・グラフィック・ナンバー〟と…
カタールでのサッカー・ワールド杯(昨年12月)はアルゼンチンが優勝し、大盛り上がりのうちに幕を閉じた。ベスト8に届かなかった日本は若い選手の活躍で強豪ドイツ、スペインに勝つなどの健闘がサポーターの歓喜を呼んだ。さて、月日を経て今回は勝敗以外…
よく言われているが後期高齢者とは変な名づけだ。まあ、“あなたはかなり年齢を重ねましたね” ということを表しているのだろう。 この言葉を嫌ってか、“高貴”高齢者と自称する方々がいる。それなら未知のことに興味を持ち続ける“好奇”高齢者はいかが。それと…
「最後まで世界1位のままでの引退は、カッコつけすぎと言われるかもしれませんが、許してください。」(2023年1月) こう言って国枝慎吾選手が引退を表明した。国枝選手なら誰でもご存じだろう、テニスのグランドスラム(全豪・全仏・全米オープン、ウィンブル…
現在、保育園では4~5歳児の保育士の配置基準は30人に一人だ。この配置基準が定められたのは1948年だ。0~3歳児の基準は何度か見直されてきているのだが、4~5歳児の基準は75年の間一度も変わっていない、つまり後期高齢者と同じなのだ。なんとまあ長い…
毎回視聴率が40%を超えたという。 視聴率と言えばたいていは個人視聴率ではなく世帯視聴率なので大まかな予想しかできないが、WBC日本代表の全7試合を国民の半数近くが視聴していたと言えるのかもしれない。これはすごいことだ。 圧倒的人気の大谷、合宿…